東雲製作所

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豆腐料理のレパートリーを増やしたい

たんぱく質g単価調査の結果、安価にたんぱく質を採るには豆腐が良いことが分かった。

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だが、私が作れる豆腐料理は麻婆豆腐と豆腐の味噌汁ぐらいしかない。豆腐の味噌汁はメインのおかずにならないから、メインのおかずとしては麻婆豆腐一択だ。
一人暮らしなら毎朝麻婆豆腐でも平気だが、父と同居しているためそういう訳にもいかない。
そこで、ネット上のレシピや私の思いつきを元に、色々な豆腐料理を作ってみて、味と簡単さの二項目で採点してみた。


麻婆豆腐 味5、簡単さ4

切った豆腐に麻婆豆腐の元をかけて数分間混ぜ合わせるだけで完成するお手軽料理。ほぼ混ぜただけなのに料理した感があるのが良い。
豆腐料理の代名詞なだけあって、安定の美味しさだ。


ミートソース豆腐 味4、簡単さ5

豆腐にスパゲッティーミートソースのレトルトパックをかけて混ぜるだけ。加熱する必要もないので麻婆豆腐よりさらに簡単である。
トマトの酸味が効いていて普通に美味しい。何で麻婆豆腐のようにメジャーな料理になっていないのか不思議だ。
手間を惜しまないならピーマンを入れて加熱すると良いアクセントになる。


カルボナーラ豆腐 味1、簡単さ5

カルボナーラパスタソースと豆腐を混ぜただけの料理。豆腐が柔らかいので、ソース×ソースという感じで何もかも柔らかい。
カルボナーラの味がぱきっとしていないので、何もかもがぼんやりしている。これは美味しくない。


カレー豆腐 味2、簡単さ5

豆腐とレトルトカレーを混ぜるだけの料理。
豆腐一丁とカレー1パックを混ぜ合わせた所、良く言えばまろやか、悪く言えば味が薄かった。カレーの塩味が意外と弱い。豆腐は半丁の方が良さそうだ。


キーマカレー豆腐 味3、簡単さ5

豆腐とレトルトキーマカレーを混ぜるだけの料理。
カレー豆腐の反省から豆腐の量を半丁にした所、だいぶ美味しくなった。やはり豆腐とひき肉は鉄板の組み合わせのようだ。


揚げだし豆腐 味3、簡単さ1

豆腐に片栗粉をつけて焼いてから出汁で煮る料理。豆腐に片栗粉をまぶすのが面倒くさく、はがれないようひっくり返すのが大変。レシピには簡単だと書いてあったが、簡単な料理=麻婆豆腐レベルの私からすると超絶大変だ。
味はなかなか美味しいがレシピ通りだと塩気が薄くてあまりおかずにならない。


あんかけ豆腐 味2、簡単さ3

豆腐に出汁入り片栗粉あんをかけるだけの料理。
何もかもが柔らかいので食べ応えがない。やるなら厚揚げ豆腐かせめて木綿豆腐を使った方が良さそう。


まとめ
7種類の豆腐料理を試した結果、定番の麻婆豆腐以外ではミートソース豆腐が最も味、簡単さの両面で優れていた。
豆腐にひき肉を加えることで、動物性の旨味が加わる、固めの食感が加わるという二重の効果がある。ひき肉入りのレトルトと混ぜる分には大きなはずれはなさそうだ。
ひき肉を使わない料理はいまいちだった。おかずにはある程度の噛み応えがあった方が良いということが分かった。
本検証では安い絹豆腐を使っている。もっと濃厚な木綿豆腐を使えば、ひき肉なしでももうちょっと美味しくなるかも知れない。