東雲製作所

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2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

先進国債券はいつ買えば良いのか

先進国株式の買い時ははっきりしている。株が暴落している時だ。株の暴落時はリスク回避の円高になるので、ドル建ての株式は二重に割安になる。 一方、先進国債券の買い時は複雑だ。リスクが高まると株を売って安全な債券を買う人が増えるため、債券が値上が…

何故いだてんの語りが不評なのか

(本稿は『いだてん~東京オリムピック噺~』の抽象的ネタバレを含みます。文中敬称略。) 大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(宮藤官九郎脚本)におけるビートたけしの語りが不評だ。一緒に観ていた母が「たけしが出てくるとしらけるから止めて…

VIX指数が高い時は合理的理由で株価が急落、急反発する

前回の記事でVIX指数35以上でS&P500の実績PER20以下なら絶好の買い場だと書いた。 shinonomen.hatenablog.com VIX指数が高い時、株価が割安になるのは、投資家が恐怖にかられて愚かにも割安な価格で株を投げ売ってしまうからだと思われがちだ。 だが、実際は…

パワハラなしに指導できないのが良い先生なわけないだろう――3年A組-今から皆さんは、人質です-感想

(本稿は「3年A組-今から皆さんは、人質です-」の抽象的ネタバレを含みます。文中敬称略) 『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(武藤将吾脚本)は非常に続きが気になるドラマだ。回毎に構図を変えて視聴者を飽きさせない構成が上手く、ミステリー的面白さ…

VIX指数35以上、実績PER20以下は絶好の買い場

今から見れば、年末年始は絶好の株の買い場だった。 S&P500は12/24からの一ヶ月で12.4%も上昇した。年率なら148.8%だ。 普段なら、超凄腕の投資家が相当苦労して隠れた有望株を発掘しても、なかなか月に10%のリターンを上げることは難しいが、年末に勇気を持…

他者の色がないと気づけない――色づく世界の明日から感想

(本稿は『色づく世界の明日から』の抽象的ネタバレを含みます。) 『色づく世界の明日から』(篠原俊哉監督)のヒロイン月白瞳美が色を見ることができないという設定には舌を巻いた。テーマ的にも表現的にも見事な設定だ。 第一に、瞳美が世界を活き活きと…

効率的市場仮説は10年しか成り立たない

投資の世界で有力視されている仮説に効率的市場仮説がある。 効率的市場仮説によると市場が新しい投資情報を速やか、かつ適切に織り込むため、リスクが等しい商品のリターンは等しくなる。 成長率が高い企業の株は高く、低い企業の株は安くなるため期待リタ…