私は長年スマホゲームの「黒猫のウィズ」と「にゃんこ大戦争」をやっている。たまたまどちらも猫ゲームだ。
せっかく猫ゲームをやっているので、他の猫ゲーム(猫とスープ、ねこあつめ)もやって、まとめてレビューを書いてみた。
魔法使いと黒猫のウィズ コロプラ
ジャンル:クイズ&カードバトルRPG、運営開始2013年
面白さ4、猫度2
任天堂に訴えられたことで有名なコロプラのクイズゲーム。カード5枚でデッキを組み、クイズに正解するとカードが敵を攻撃して撃破していく。逆に敵もこちらを攻撃してくるので、攻撃と回復のバランスを考えながらデッキを編成する。
私はクイズゲームがやりたくて始めたのだが、他のカードに付与する特殊効果の種類が無数にあり、デッキ構築に凝り始めるといくらでも凝れる。
欠点はカードが多すぎること。同じキャラのバージョン違いも沢山あり、手持ちカードの全容が把握しきれない。
大手のゲームだけあって、定期的に魔導杯などのイベントを開催している。10周年で最近新章が始まった。
猫の姿に変えられた師匠のウィズと一緒に世界を旅するだけで、他のキャラクターは猫ではないので、猫度は低い。ウィズのCVが田村ゆかりさんというのはポイントが高い。他のキャラクターの声優陣も豪華。
にゃんこ大戦争 ポノス
ジャンル:リアルタイムストラテジー、配信開始2012年
面白さ5、猫度3
にゃんこ軍団を指揮して世界征服を進めるバトルゲーム。手持ちのにゃんこの中から10体を編成し、順次タップして出撃させ、敵の城を落とすことを目指す。出撃させたにゃんこは自動で戦ってくれる。
にゃんこを出撃させるには資金が必要で、資金は時間と共に溜まっていく。大型のにゃんこの方が強いが、コストが高く再生産に時間がかかるので、安い小型にゃんことうまく組み合わせて戦線を維持しながら戦っていく必要がある。
簡単なステージは適当にタップしているだけでも勝てるが、難しいステージは編成とタップ技術が必要。そんなに頭は使わないが、適度に頭を使うというバランスが絶妙だ。
にゃんこ軍団も敵の動物軍団も変な連中ばかり。世界観がシュールで「にゃんこ成人」→「にゃんこ病人」→「にゃんこ囚人」のような変な進化の仕方をする。キャラの紹介文を読むだけでも楽しい。
猫とスープ NEOWIZ
ジャンル:癒し放置、配信開始2021年
面白さ2、猫度4
猫たちがせっせと作ってくれたスープを売って設備をレベルアップし、金儲けをするシミュレーションゲーム。スープの具材を準備する猫は適度に休み休み働いているが、スープ鍋担当の猫とジュースを作る猫は24時間休みなく働いておりブラックすぎる。
釣り堀を設置すると猫に釣った魚をあげられるようになるが、それまでは無給で働かせて売り上げをプレイヤーが独り占めしている。猫達は正当な賃金を要求すべきだ。
レベルアップする度に指数関数的にスープの価格が上がっていくので、あっという間に大金持ちになれる。当初は金銭欲が刺激されて頻繁に起動していたが、戦略性を発揮する余地がほとんどないのでやや飽きる。やたら広告を見るよう勧められる。
猫たちの動きが可愛らしく、見ているだけで癒される。特に人参担当のぽっちゃりヒマラヤンがトランポリンで遊んでいるのが可愛い。
ねこあつめ Hit-Point
ジャンル:ネコ観察、配信開始2014年
面白さ3、猫度5
庭に猫のエサとボールや段ボール、座布団といったアイテムを置き、猫がやって来て遊んでいるのを見て楽しむ放置ゲー。猫がお礼に置いていく煮干しを使ってアイテムを充実させ、多くの猫を集めることを目指す。
背景や猫、アイテムの絵はWindows付属のペイントで描いたような素朴なタッチだし、猫が遊ぶアニメーションも単純だが、猫が可愛いので十分癒される。
アイテムは非常に種類が多く、これで猫が遊んでいるのを観たいと思わせるものばかり。やることは猫のエサを補充することと、時々アイテムを購入すること、猫を撮影することぐらい。自分の庭に来た猫を眺めるような感覚で、時々起動して気晴らしするのに良い。完全オフラインで遊ぶことができる。
猫を撮影してアルバムを作ることができる。ごくたまに猫が宝物をくれるのが嬉しい。