本しゃぶりさんの記事を読んであすけんを始めた。
食べたものを入力するとカロリーや栄養素を集計し、あすけんの女こと未来さんがアドバイスをしてくれる。毎日入力するのは大変だが、食生活をどの方向に改善すべきかが分かるので、数日だけでもやってみると良い。
私の場合脂質が多く、たんぱく質が不足していることが分かった。日本人は同じ傾向の人が多いようだ。
たんぱく質不足を解消したいが、高たんぱく食品は高価なものが多い。そこで、たんぱく質が多そうな食品26種類のたんぱく質g単価を調べてみた。
価格は安売りスーパー(おっ母さん食品館、Big-A)及びダイソーの内、一番価格が安かったものの税抜き価格である。
たんぱく質g単価は安い順に味噌、豆腐、納豆、きな粉、卵、煮干し、低脂肪乳、サバ味付缶、鶏モモ肉、豚ロース肉の順だった。
大豆製品が圧倒的に安いことが分かる。最もg単価が安いのは味噌だが、塩分が非常に多いので、あまり大量には食べられない。安価にたんぱく質を多く摂取するには豆腐をたっぷり食べるのが最も現実的だ。
健康のことを考えるなら、動物性たんぱく質も摂取した方が良いだろうから、大豆製品に加え卵、煮干し、低脂肪乳を食べるのが良い。
ベジタリアンの中には卵と牛乳だけ食べる人がいるが、経済的に優れたスタンスであることが分かる。
肉団子、ソーセージ、ハンバーグなどの肉製品のg単価は特売肉の1.3~1.8倍程度だった。肉は特売でなければもっと高いので、肉と肉製品のg単価にそれほど大きな差はない。
煮干しとサバ缶は安いものの、全体的には魚より肉の方が安い傾向がある。
また、プロテインバーのg単価は肉製品と同程度だということが分かった。
たんぱく質/脂質順に並べ替えた表を示す。
高たんぱく低脂質なのはとりささみ缶、ちくわ、煮干し、ヨーグルト、低脂肪乳の順だった。全体的に、魚介類は高たんぱく低脂質の傾向がある。
私は出社時のおやつにダイソーのグリンピースを食べていたが、ダイソーの煮干しの方がよりたんぱく質g単価が安く、かつ低脂質だということが分かった。安価にたんぱく質の割合を高めるには煮干しが最も優れている。
ただし、煮干しは塩分が多いという問題があり、あまり沢山食べられない。手っ取り早くたんぱく質の割合を高めたいなら、低脂肪乳を飲むのが最も簡単だ。
まとめ
たんぱく質のg単価が安いのは味噌、豆腐、納豆、きな粉、卵、煮干し、低脂肪乳
高たんぱく低脂質なのはとりささみ缶、ちくわ、煮干し、ヨーグルト、低脂肪乳
安価にたんぱく質の割合を高めるには煮干しか低脂肪乳を採るのが良い。