緊急事態宣言中は在宅勤務をしていたので、近所のスーパー、ビッグ・エーで弁当を買って食べることが多かった。
ビッグ・エーの弁当は主にトオカツフーズとシノブフーズが製造している。
まずはトオカツフーズの弁当についてレビューする。
細巻きいなり寿司 199円 391kcal/蛋白質11.3g/脂質4.2g/炭水化物77.1g/食塩相当量2.4g
きゅうり、沢庵、かんぴょうの細巻きといなり寿司が入った弁当。
シノブフーズの助六寿司と比べると、いなり寿司は互角だが、太巻きに比べ細巻きが寂しい。
にぎり寿司盛り合わせ 399円 422kcal/蛋白質12.4g/脂質6.9g/炭水化物77.4g/食塩相当量3.5g
サーモン、焼きサーモン、えび。煮穴子、いか、卵焼き、鉄火巻きからなる寿司盛り合わせ。
回転寿司レベルの寿司で普通に美味しい。
日本に来た外国人がスーパーの寿司が安いのに感激し、毎日食っているという話を聞いたことがある。日本人は寿司はここぞという時に食うものという固定観念にとらわれがちだが、確かに399円なら毎日食っても全然平気である。
タルタルチキン南蛮重 299円 569kcal/蛋白質21.1g/脂質23.8g/炭水化物67.8g/食塩相当量2.0g
ご飯の上に甘酢だれの唐揚げが7個程乗せ、中央にタルタルソースを添えただけのシンプルな弁当。
美味しいがつけものすら入っていないのでちょっと飽きる。
唐揚げマヨ重(照焼ソース) 299円 568kcal/蛋白質17.8g/脂質20.4g/炭水化物78.0g/食塩相当量1.9g
タルタルチキン南蛮重のタルタルソースを照り焼きソースとマヨネーズに変えた弁当。
タルタルチキン南蛮はチキンとタルタルソースが載っているだけだが、こちらは刻んだのりや唐辛子が配してあって、工夫がみられる。
牛カルビ重 299円 499kcal/蛋白質13.2g/脂質10.7g/炭水化物89.1g/食塩相当量1.7g
焼き肉ににんにく醤油でを絡めた匂いからして食欲を誘う弁当。
高価な牛肉が使われているだけに肉がひらひらしており、おかずが少なめなのが難点だが、299円なのでやむを得ない。
カロリーが低くヘルシーだがちょっと食い足りない。
豚焼肉重 299円 553kcal/蛋白質16.6g/脂質22.3g/炭水化物71.4g/食塩相当量1.2g
豚のタン元と玉ねぎをたっぷりの油で炒めた豚丼。塩気は控えめ。
牛カルビ重より、肉がたっぷり入っており、ご飯にも油が染み込んでいるためおかず不足に陥ることはない。
海老と野菜の天重 299円 629kcal/蛋白質9.4g/脂質24.7g/炭水化物92.0g/食塩相当量1.4g
海老天2尾に、れんこん天、かき揚げ、さつまいも天、かぼちゃ天が入った天重。甘辛いトロッとしたたれがかかっている。
トオカツフーズの弁当で唯一野菜が豊富に入っているが脂質も多い。
衣はしっとりとしており、揚げ方へのこだわりは感じないが、海老天はわりとおいしい。
こだわりのハンバーグ弁当(イカフライ) 299円 623kcal/蛋白質20.8g/脂質18.1g/炭水化物94.5g/食塩相当量2.4g
がっつり肉が食えて299円という素晴らしい弁当。最もおすすめ。
ハンバーグはこだわりと言うだけあって、肉厚で満足感がある。ハンバーグは他の肉系おかずと比べて汁気があって、ご飯とよく合う。
ハンバーグの他にイカフライが入っているのとメンチカツが入っているのがある。
メンチカツ&からあげ弁当 399円 738kcal/蛋白質26.2g/脂質31.3g/炭水化物88.4g/食塩相当量2.4g
メンチカツとからあげという塊肉をガッツリ食べたい人向けの弁当。
こだわりのハンバーグ弁当(メンチカツ)と肉の量はほぼ同じなのに100円高いのが納得いかない。
納得いかない人が多かったのか、商品入れ替えで姿を消した。
ジャンバラヤ弁当 399円 564kcal/蛋白質14.3g/脂質15.5g/炭水化物92.0g/食塩相当量3.2g
トオカツフーズの最新作。コショウが効いたケチャップ味のご飯と、チキンカツ、目玉焼き風オムレツ、スパゲッティからなる弁当。
目玉焼き風オムレツがちょっと甘くて微妙な味。ケッチャップご飯も昭和の遊園地の食堂みたいな味で、299円でも買わない感じ。
トオカツフーズはシンプルな弁当は得意だが、付加価値をつけるのは苦手なのではないか。
トオカツフーズの弁当はドカンとメインのおかずが入っていて、野菜など知るか!という豪快さが特徴だ。
好きな肉系おかずをガッツリ食べたい人向けの弁当だ。
健康に気を使っている人は一緒にもやしなどの野菜を買ってきて付け合せにすると良いだろう。