東雲製作所

東雲長閑(しののめのどか)の投資と評論サイトです。ジオシティーズ(http://www.geocities.jp/shinonomenod/)から移転してきました。

上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし(2568)~最強ETFQQQの格安日本版

長期投資では利益成長率が高い資産に投資すべきだ。長期的には株価の成長率は利益成長率に連動するからだ。

私の知る限り、利益成長率が最も高いETFがNASDAQ100に連動するQQQだ。

アップル、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット(グーグル)、フェイスブック、テスラ、エヌビディアなど米国のハイテク株で構成され、長期に渡って高成長が続いている。

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(iFreeNEXT NASDAQ100インデックスのサイトより引用)

NASDAQ100(青)、S&P500(オレンジ)、日経平均(緑)のEPS(1株利益)の推移を示す。(2017年2月17日を1としている。横軸日数)

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NASDAQ100はS&P500や日経平均より成長率が高い。特にコロナショックによる落ち込みがほとんどないことは特筆に値する。

stock-marketdata.com

 

高成長株にはバブルの懸念がつきまとう。
2000年のITバブル崩壊では大変なことになった。ナスダック100指数は2000.3/27の4704.73から2002.10/7には804.64まで暴落した。下落率は実に82.9%である。


現在もバブルである可能性があり、暴落するリスクがある。
GAFAMとバリュー株のどちらが優位か でも書いたが、短期的にGAFAMが調整するという意見は根強い。
また、選挙で民主党が勝ったら、法人増税GAFAへの規制で、大手ハイテク株が下落する可能性がある。

shinonomen.hatenablog.com

個人的には、期待のみで買われていたITバブル期と違って、GAFAMは利益を出しているので、80%も下落するリスクは低いと思う。
だが、NASDAQ100は、2015年11月にはITバブル期ピークの株価まで回復している。
もし今がバブルのピークで、今後株価が80%下落しようとも、売らずに15年以上投資を続ける胆力があれば、積み立て投資を始めてしまっても問題ないだろう。

 

QQQを買うには証券会社で外貨建て口座を開かねばならない。

外貨建て口座には下記のデメリットがある。
・購入手数料が高い。SBI証券だと約定代金の0.45%
・為替コストが1$当たり4~25銭かかる。
・配当や売却益が二重課税される。取り戻すには確定申告しなくてはならない。

このようなデメリットは嫌だという人のために、日本円で買える商品が存在する。
iFreeNEXT NASDAQ100インデックスとNEXT FUNDS NASDAQ-100連動型上場投信だ。

 

iFreeNEXT NASDAQ100インデックス(大和アセットマネジメント)投資信託だ。
100円から1円単位で買えるのは大きなメリットだ。
デメリットは信託報酬が年率0.45%(税込み0.495%)と高いこと(QQQは0.2%)。投資信託なので事前に値段が分からないことだ。

www.daiwa-am.co.jp

 

NEXT FUNDS NASDAQ-100連動型上場投信(1545 野村アセットマネジメントETFだ。
メリットは日本円でリアルタイムに買えることだ。
デメリットはやはり信託報酬が年率0.45%(税込み0.495%)と高いこと、最低購入金額が12万円程度と高いことだ。
(単元未満株で買えば1.2万円で買えるが、手数料が高い。)

nextfunds.jp

このように、NASDAQ100に投資しようと思ったら、日本の投資家は購入手数料の高さを我慢してQQQを買うか、信託報酬の高さを我慢してiFreeNEXT NASDAQ100か1545を買うしかない状況だった。

そこに、2020年9月24日上場の画期的な商品が登場した。それが上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなしだ。

 

上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし (2568)が画期的なのは何といっても0.25%(税込0.275%)という格安の信託報酬だ。0.1%以上は上乗せする投資信託が多い中、上乗せ0.05%というのは採算ラインぎりぎりではあるまいか。
信託報酬は毎年着実に引かれていくので、長期投資では少しでも安い商品を選ぶべきだ。

また、1株2000円程度なので10口2万円ぐらいで買えるのも魅力的だ。QQQは1株3万円ぐらいなので、QQQより少ない金額で投資できる。

www.nikkoam.com

2568が素晴らしいのは、本商品を使えば、投資家が手軽に自分のポートフォリオのリスク・リターンを調整できることだ。

全世界株式やS&P500を積み立てている投資家は、任意の割合を2568の積み立てに回すだけで、簡単によりハイリスクハイリターンなポートフォリオを作ることができる。

 

思えば、数年前まで、日本の投資家は米国株インデックスに投資したくても、色んな先進国株がパッケージされたニッセイ 外国株式インデックスファンドを買うしかなかった。
今ではS&P500もNASDAQ100も格安の手数料で買うことができる。
投資家にとっては良い時代になったものだ。