出張で青森県の弘前に行ってきた。寒さに震えながら、重い機材を背負ってスキー場の斜面を延々登り続けたり、足を滑らせたら数メートル下の川に転落する獣道のような登山道を歩いたりと大変な仕事だった。一方、紅葉の時期に当たっており、景色は良かった。
仕事の合間と帰りの電車に乗る前に撮った写真をアップする。
岩木山
岩木山は弘前市中心部の西にある弘前のシンボルだ。紅葉目当ての観光客が多数訪れていた。
紅葉の森。
山頂方向。
八合目からの眺望。遠くに海が見える。紅葉の山を海と同時に見られるのは珍しいのではないか。
岩木山登山道。時折、山頂から降りてくる下山者に遭遇した。
登山道入り口。
弘前市街
最勝院。
青森銀行記念館(重文)。明治期の洋風建築がいくつか残っている。
旧弘前市立図書館
山車展示館。ねぶたの山車について展示している。
山車は謡曲の説話等を題材にしているものが多いのだが、ふたまた大根の山車もあるとのこと。
藤田記念庭園。
弘前城追手門。弘前城には中国人のツアー観光客が大勢訪れていた。
石垣の改修工事が行われていた。
亀甲門。
ねぶた村。
地方都市に行くとシャッター商店街が広がっているなど寂れているところが多いのだが、弘前は町並みも観光地も綺麗に整備されていた。歴史ある建造物も多く、文化資本の豊かさを感じた。
色々観光地を巡ったが、最も印象深かったのはふたまた大根だった。私自身の文化資本が豊かであれば、「ほほう。これは〇〇公が建立した寺院か」などとより興味深く見て回れただろうに残念だ。