学食と言えばカレーである。学食の麺類は安いが専門店より味が大きく落ちる。丼ものは美味しいが安くない。その点、カレーは安く、味も外れがない。大量に作るという学食の利点が生きる料理だ。
そこで、職場に近い、東京都文京区にある大学の学食を巡ってカレーライスを食べ比べた。学食は、ランチタイムは学生で混雑し一般の入場を断っている所も多いので、晩御飯を食べに行くのが良いだろう。
学食はB館地下一階にある。夕方はかなり空いており、一般客はほとんど見ない。
カレーライス 280円
これぞ学食という感じの小麦粉がたっぷり入った豚カレー。味は辛め。量がたっぷり。
食堂はリバティタワーの17階にあり眺めが素晴らしい。夕方は比較的一般客も多く混雑している。
カレーライス 310円
甘さの後に辛さが来る。とろとろのルーにしっかりしたチキンが入っており、普通の学食カレーよりちょっとグレードが高い。
中央大学 Cキューブ(後楽園)
3号館の一階にある。学生で比較的混雑しており、一般客はほぼいない。
カレーライス 310円
キャベツと味噌汁がついており、他より栄養バランスが良い。やはり甘さの後に辛さが来る。形を保っている具は肉と玉ねぎのみ。他はじっくり煮込んで溶けているのではないかと思うが、最初から入っていない可能性も排除できない。
安田講堂前の地下にあり駅から遠い。建物がレトロで食券も窓口でおばさんが手売りしているなど、昭和に迷い込んだような雰囲気が味わえる。8月4日から改修工事で休業とのことなので、見たい人は急いで行こう。夕方もわりと混雑しており一般客も見かける。
カレーライス 250円
さすが国立大学だけあって最も安い。安いのに牛肉が入っているのはすごい。味はやはりいかにも学食という感じ。
4大学のカレーライスを食べ比べた結果、以下のことが分かった。
高いカレーは各々違っているが、学食の安いカレーは互いに似ている。