以前は家でカレーを作っていたのだが、野菜の皮を剥くのが面倒くさくなってきたのでレトルトカレーを使い始めた。
レトルトカレーと言うと高いイメージだったのだが、最近は100円ぐらいのレトルトカレーが沢山出ている。そこで、近所のスーパーと100円ショップで買い集めてきて比較してみた。
なお、辛いのが苦手なので、甘口優先、甘口がなければ中辛という方針で買っている。
野菜が決めてのカレー 甘口/BiaA/200g/69円
小麦粉たっぷりの給食や蕎麦屋のオーソドックスなカレー。最も値段が安い。
ウチの定番カレー 甘口/大創産業/330g/100円
330gと最も量が多く、二食分にもできる。トマトペーストの酸味が強いのが特徴。
Beef Curry 甘口/ニチレイフーズ/180g/100円
小麦粉たっぷりの弾力性の強いルーだが、チャツネが効いていて本格カレーよりの味。
カレー職人 なすとトマトのカレー 中辛/江崎グリコ/170g/100円
トマトの酸味とブイヨンの旨味が効いている。肉は入っていない。中袋に蒸気吹出し口がついており、袋のままレンジでチンできる。
カレー職人 老舗洋食カレー 中辛/江崎グリコ/170g/100円
なすとトマトの代わりに細切れの鶏肉が入っている。トマトの酸味がない他は似た味。
カリー屋カレー 甘口/ハウス食品/200g/100円
牛脂分が多く、コクがある。視認できる大きさの具が入っており、特にちゃんと肉が入っているのには感動した。
セブンプレミアム ビーフカレー 甘口/ハウス食品/180g/91円
ハウスが作っているのでカリー屋カレーとほぼ同じ味。少し量が少ない分安い。
ベジタブルキーマカレー 中辛/ハウス食品/180g/100円
スパイスの辛味と野菜の甘みのバランスが絶妙。たっぷりひき肉が入っているのに感動した。
おいしい1日分の緑黄色野菜カレー 中辛/エスビー食品/180g/100円
緑黄色野菜120gを使用したカレーで肉は入っていない。ソースの味が濃い。
アジアングルメ紀行 バターチキンカレー 中辛/ハチ食品/150g/100円
他とは全然違う本格的な東南アジア風カレー。バターの旨味が効いている。
カレー専門店のジャワ風カレー 中辛/ハチ食品/200g/100円
インゲンが沢山入ったアジア風カレー。マッシュルームとココナッツペーストが効いたまろやかな味。
低糖質ビーフカレー 中辛/ハチ食品/150g/100円
低糖質のシャバシャバしたカレー。スパイスが効いていて、インドカレーと欧風カレーの中間のような味。
ポケットモンスターカレー ポーク&コーン甘口/丸美屋/160g/100円
温めなくてもおいしいと言うだけあって、牛脂は入っておらず、野菜の甘みを活かした蕎麦屋のカレー。ちゃんとした大きさの具が入っている。ポケモンシール入り。ドラえもんやプリキュアもある。
それいけアンパンマンカレー 7種の野菜入り ポークあまくち/永谷園/50g×2/100円
幼児向けカレーでアンパンマンシール入り。1人前50gが2袋が入っている。とても甘く量も少ないので、わざわざ大人が買うものではない。
食べ比べてみた結果、三つのことが分かった。
1)ハウスは具だくさん。
さすが長年バーモントカレーを作っているだけあって、ハウス食品はレベルが高かった。他は肉が入っていなかったり、入っていてもほんのちょびっとのが多かったが、ハウスはしっかりとした肉が入っていた。特にベジタブルキーマカレーは100円なのにスパゲッティーのミートソースばりにどっさりひき肉が入っている。よく原価割れしないものだ。
2)量が多いのは大味。
100円だとどれも原価との戦いなので、量が多い商品は大味になってしまう。量が少ない商品の方が具やスパイスに金がかけられ、質が高い傾向にある。
3)蕎麦屋のカレーとアジアンカレーが美味い
欧風カレーだと100円で店の味を再現するのは無理なので、どうしても何かが足りない感じになってしまう。
小麦粉たっぷり蕎麦屋のカレーだと原価が安いので100円でも店のに近い味が再現できる。ポケモンカレーなど、子供向けかとなめていたが、かなり美味しい。
アジアンカレーは本格的なのをほとんど食べたことがないので、100円のでもとても美味しく感じた。(特にバターチキンカレー)。アジアンカレーを食べなれた人が食べると、何か足りないな、と思うのかも知れない。