東雲製作所

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投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018に投票しました。

iFree NYダウ・インデックス
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
楽天・全米株式インデックスファンド
eMAXIS Slim国内株式(日経平均
eMAXIS Slim先進国株式インデックス


選定理由
人生は雪球(スノーボール)作りに似ている。大切なのは、大きい雪玉を作るに適した長い長い坂を見つけることさ。(ウォーレン・バフェット

 

株は低リスクのものから上がり始め、上げ相場が長期化するにつれ、高リスクのものが上がり始める。
現在は雪球作りに適した坂の上にいるものの、米国の長期金利が高くかつ利上げが見込まれており、PERもものすごく低くはないため、あまり長い坂ではない。

リスクは基本的に
米国大型株<米国小型株<先進国大型株<先進国小型株<新興国大型株<新興国小型株
となっており、坂が十分長ければ2017年の上げ相場のように新興国小型株まで上がる余地があるが、今年前半の上げ相場のように坂が短いとせいぜい先進国大型株が上がったあたりで終わってしまい、新興国株が十分上がる前に下落してしまう恐れがある。

従って、米国株と先進国大型株のインデックスファンドの中で信託報酬が安いものを選定した。
坂が短いと先進国大型株まで上げが回らない可能性もある。ポートフォリオをシンプルにしたいならeMAXIS Slim米国株式(S&P500)か楽天・全米株式インデックスファンドだけでも良い。

現在は米中貿易戦争によって上値が抑えられているが、米中和解が成立すると、もっと坂が伸びる可能性もある。
今月末の米中首脳会談で和解が成立する方に賭けるなら、SBI・新興国株式インデックスファンドを買っておくと良いだろう。

 

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018