東雲製作所

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失われた幽霊のゆりかご感想

失われた町 三崎亜記 集英社
『失われた町』が何の象徴であるのか考えてみるに、原爆とも戦争とも自然災害とも伝染病とも単なる死とも違い、作者は何を描きたかったのだろうと思いながら読んでいたのだが、結局のところ、エヴァがやりたかったのではないかという結論に達した。
『失われた町』以外にも居留地や別体といった様々な設定、エピソードが収斂していく様は見事だが、私はどちらかというと『となり町戦争』のようなワンアイデアのシンプルな話の方が好みだ。

幽霊列車とこんぺい糖 メモリー・オブ・リガヤ 木ノ歌詠 富士見ミステリー文庫
主人公は自殺志願者であるものの、主人公を取り巻く状況は、要素だけを並べれば不幸ではあっても、生活そのものは楽しそうだし、本当に自殺する衝動を得るほど不幸なのか疑問だった。
だが、読み進める内に、生きるという積極的な意思を持たないという意味での自殺志願者なのだと分かり、得心した。

時載りリンネ!2 時のゆりかご 清野静 角川スニーカー文庫
リンネがふとした時に覗かせる大人っぽい顔や、さりげなくすごいことを口走っている久高など、少年少女の微妙な感情の揺れがみずみずしい。
ただ、久高のかわいらしい切り札の使い時には納得いかず、もっと前か、あくまであの日まで待つかどちらかにすべきではないかと思った。


ライトノベル感想サイトの先頭を一周遅れでひた走る
9月〜11月にデビューした新人作品感想纏め
MFJはやたら大量にデビューするのでデビュー後の生き残りが大変かもしれない。

 このラノ2008分析(1) 変わりゆくこのラノ
学校の階段、鳥籠荘、扉の外あたりのこのラノ値が低いのが意外。
マニアが非熱狂的に支持しているのかもしれない。

ケータイ小説を笑うまえに。
「エリート意識を持っていない」と主張されると本当かなーと思ってしまう。
「エリート意識を持たないよう自戒している」なら素直に同意できるのだが。

「打倒まいじゃー!」 平和氏が呼びかけアキバで大決起集会(0711-09)
平和氏とは11月に三つものイベントですれ違ったのだが、その度に別の人を引き連れていた。
上条当麻のような人である。

金曜日スペシャル「実は奥さんがいるんだけど何か質問ある?」
こ、これは何かの犯罪にならないのだろうか。偽証罪とか独占禁止法違反とか。
何はともあれおめでとうございます。いや、こういう場合はおめでとうございました、の方が正しいのか?