桜庭一樹さんが『私の男』で直木賞を獲りましたね。
→私の感想
おめでとうございます。
私は以前、『私の男』を買おうかどうか迷っていて、周囲の評判を聞いてから買おうかと様子をうかがっていたのですが、あまり感想がアップされていませんでした。どうやらライトノベル書評サイトの人たちはあまり『私の男』を読んでいないという印象を抱きました。
そこで、ライトノベル書評サイトに桜庭作品の書評がどれくらい載っているか調べてみました。
調査対象サイトは内部検索しやすい所を適当にピックアップし、『推定少女』以降の作品について表にしました。
（2008年1月初旬現在。間違っていたら指摘を下さい。）
| 推定少女 | GOSICK3 青い薔薇の下で | 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない | GOSICK4愚者を代弁せよ | 荒野の恋 第1部 Catch the tail | ＧＯＳＩＣＫｓ 春来たる死神 | 少女には向かない職業 | ブルースカイ | GOSICK5 ベルゼブブの頭蓋 | 荒野の恋 第二部 bump of love | GOSICKs2 夏から遠ざかる列車 | 少女七竈と七人の可愛そうな大人 | GOSICK6 仮面舞踏会の夜 | 赤朽葉家の伝説 | GOSICKs3 秋の花の思い出 | 青年のための読書クラブ | 私の男 | |
| ファミ通文庫 | 富士見ミステリー文庫 | 富士見ミステリー文庫 | 富士見ミステリー文庫 | ファミ通文庫 | 富士見ミステリー文庫 | 東京創元社 | ハヤカワ文庫JA | 富士見ミステリー文庫 | ファミ通文庫 | 富士見ミステリー文庫 | 角川書店 | 富士見ミステリー文庫 | 東京創元社 | 富士見ミステリー文庫 | 新潮社 | 文藝春秋 | |
| 2004.9 | 2004.10 | 2004.11 | 2005.1 | 2005.5 | 2005.7 | 2005.9 | 2005.10 | 2005.12 | 2006.1 | 2006.5 | 2006.7 | 2006.12 | 2006.12 | 2007.4 | 2007.6 | 2007.10 | |
| Alles ist im Wandel | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||||||||
| booklines.net | ○1/18追記 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| いつも感想中 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||
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| ラノベ365日 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||||||||
| 好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
| 今日もだらだら、読書日記。 | ○ | ○ | ○ | ||||||||||||||
| 既読率 | 40% | 50→60% | 80% | 60% | 60% | 70% | 60% | 30% | 60% | 60% | 80% | 40% | 70% | 40% | 70% | 20% | 20% |
| 既読率（シリーズものは一巻から読むと仮定した場合。1/18追記） | 40% | 80% | 80% | 80% | 70% | 80% | 60% | 30% | 70% | 60% | 80% | 40% | 70% | 40% | 70% | 20% | 20% |
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』や『ＧＯＳＩＣＫ』シリーズが良く読まれているのに対し、単行本の既読率が徐々に落ちています。
このことから、桜庭作品が徐々にライトノベルから遠ざかり、それをライトノベル読みが感じ取っていると見ることも出来ます。
しかし、単行本はかさばる上に割高なので文庫落ちを待っている人が多いだけかもしれません。
