東雲製作所

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VIX指数が高い時は合理的理由で株価が急落、急反発する

 前回の記事でVIX指数35以上でS&P500の実績PER20以下なら絶好の買い場だと書いた。

shinonomen.hatenablog.com

 VIX指数が高い時、株価が割安になるのは、投資家が恐怖にかられて愚かにも割安な価格で株を投げ売ってしまうからだと思われがちだ。
 だが、実際は、投資家達が合理的に行動した結果、割安になるのだ。

 「株を売った方が良い場合まとめ」で下記の二通りの時は株を売った方が良いと書いた。

shinonomen.hatenablog.com


1)明らかに本質的価値より高い場合
2)高確率で下落する場合

 VIX指数が高い時は高確率で下落するので、本質的価値とは関係なく、いったん売り、下落後に買い戻した方が得だ。従って、昨年末のような時に投資家が株を投げ売りするのは血迷ってアホな行動に出ているのではなく、合理的な行動なのだ。本質的価値とは関係なく売った方が得なのだから、株は割安な価格まで売り込まれる。

 しかしながら、合理的なのは、下落後にきちんと株を買い戻せた場合だ。もし株を買い戻せなければ、単に割安な価格で売って損をしたアホになってしまう。投資家は損をしたくないので、株価が底を打った後は我先に買い戻そうとする。そのため、今年一月のように急激に株価が戻るのだ。

 実際は、下落後にビビって買い戻せず、単に安く売っただけの人になることも多い。また、高確率で下落すると思って売っても、売った時が底であることもある。
 VIX指数が高まった時に株を投げ売るのは理論上は合理的な行動だが、結果的に単なるアホな行動になってしまうことも多いのだ。

 

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