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東雲製作所

東雲長閑(しののめのどか)の書評サイトです。ジオシティーズ(http://www.geocities.jp/shinonomenod/)から移転してきました。

幼馴染ヒロインが勝つための三つの手段

なぜ、幼馴染ヒロインは負けフラグとなったのか
を読んで考えた。


「なぜ、幼馴染ヒロインは負けフラグとなったのか」という問いには物語論的に明確な答えが存在する。
それは「物語は基本的に主人公の成長を描くものであり、主人公が幼馴染ヒロインとくっつくと現状維持になってしまい成長しないから。」である。
にも関わらず、
一体いつから───────幼なじみが正統派ヒロインと錯覚していた?
を見ると幼なじみがそこそこ勝っていることが分かる。


このことからも分かる通り、幼馴染は物語構造的に不利ではあるものの、決して勝てないわけではない。幼馴染ヒロインが勝つためには三通りの手段がある。


1)主人公を成長させない。
最も簡単な解決方法である。アニメ版シスタープリンセスがこの方法を採っていて結構びっくりした覚えがある。


2)幼馴染だが物語開始時には離れている。
はてブコメントで type-100氏が「物語の強度としてボーイミーツガールや再接近幼なじみは相当に強い。」、death6coin 氏が「幼少で生き別れて再会した実の妹最強!」と指摘されているタイプである。
具体的にははがないの三日月夜空とか。夜空はあまり強そうではないが。


3)物語のクライマックスでいったん距離を置く。
幼馴染と仲が良いままでは主人公が変化しないので一時的に距離を置くことで変化させるパターン。
To Heart神岸あかりなんかはこのタイプだと思います。