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東雲製作所

東雲長閑(しののめのどか)の書評サイトです。ジオシティーズ(http://www.geocities.jp/shinonomenod/)から移転してきました。

何故パンクブーブーはM-1で優勝できたのか

第9回M-1グランプリの結果についてはネット上に多くの評論が出ており、パンクブーブー笑い飯を比較したものが多い。
例えば、笑い飯による親(M-1)殺し-ロマンティックあげるよ。は審査基準に合った漫才をやったのがパンクブーブーの勝因であると論じている。
審査基準に合った漫才をやった方が点を取りやすいのは確かだろう。だが、笑い飯の一本目のネタ「鳥人」は最高点を叩き出しているのであり、笑い飯の敗因は「鳥人」クラスのネタを二つ用意できなかったからだとも言える。
では、何故パンクブーブーはハイレベルのネタを二つ用意できたのに、笑い飯は一つしか用意できなかったのだろうか。それは笑い飯が決勝の常連なのに対し、パンクブーブーが決勝初出場だったからだ。
結成八年目で決勝初出場のパンクブーブーは八年間で作ったネタの中で、一番と二番のネタで勝負することが出来る。一方、笑い飯(とNON STYLE)は過去と同じネタは使えないため、今年一年で作ったネタで勝負しなくてはならない。主観では、NON STYLEのネタは初出場の去年の方が面白いように感じた。それは、過去の持ちネタの中からベストのネタを持ってきたからではないだろうか。
M-1グランプリではここ三年間決勝初出場のコンビが優勝をさらっている。本気で優勝を狙いにいくのなら、優勝が狙えるネタが二本できるまで、出場を控えた方が良いかもしれない。